ヘレニズムの神は、ゼウス。すなわち父親として放蕩的な神であり、決して父性としては理想的な神ではない。占星術でいうと天王星(ゼウスは木星ではあるが、むしろヘレニズムは固定化された伝統的文化を破壊し、相対化、普遍化する力であり、天王星の象徴下にあるといえる)であり、エディプスコンプレックス、父親不在的な神。ヘブライズムの神は、聖書の神であり、つまりは父と子と聖霊よりなる三位一体の神。厳しくも、愛を持って導く完成された父親像。占星術でいうと土星的な父性。父親不在のテーマは、ヘレニズム的なプロセスでは癒されない。最終的には、三位一体の神であるところの、ヘブライズム的な神として受け入れない限り、永遠にエディプスコンプレックス的な物語は終焉しない。つまりいくら占星術やニューエイジ(スピリチャル) 、自己啓発、自分探しをやろうが、三位一体の主の愛、完成された福音に触れない限り、永遠にエディプスコンプレックスは癒されることはない。
エディプスコンプレックスにおいて、人が救われるとは、すなわち、ヘブライズムにおける主イエスキリストを救い主として受け入れることで、初めて癒され、完成するということ。それこそが福音の素晴らしさなのだ。