ヘブル主義とヘレニズム主義の大きな違いは、ヘブル主義においてロゴス(ヨハネの福音書1章の「言葉」とは、主イエスキリストのことであり、また原文では「ロゴス」という)とは主によって啓示されたもので不変のもの。ヘレニズム主義におけるロゴスは、あくまで人間の思惟によって明らかにされた仮説にしかすぎなく、常に時代の変遷によって修正が加えられ続けていくもの。啓示宗教と、人間が考えた信念体系とは、よって立つものが全然違う。ここがヘブル主義の前提となる仕組み。