わりとニューエイジャーで、セミナーなどで大枚をはたいて借金に追われて苦しんでいる人が多いと思う。これは、これはアクターも含めて。むしろアクターほどそうであることも多い。なぜならアクター自身がこうした借金に追われて、自分を追い込むことで、やむなく稼がなければならないという緊張の中にあるからこそ、事業を拡大させるからだ。しかしこれは本来のスピリチャリティから考えたときに、全く本質的ではないし、負の連鎖が生まれる原因といえる。ここにこそ、ニューエイジ的なマモン(お金)崇拝の罠が存在する。

なぜこうなるのかという背景を考えたときに、経営の安定のために、どれくらいの貯金が必要かということを冷静に教えてくれる人がいないのだと思う。つまり、本質的な諸悪の根源は、アクター側の経営学的な基本知識の欠如にこそあるのだ。

経営学上こうしたことを防ぐ基準は、明確にあって、これを「流動比率」という。大体、月の予算の10ヵ月分~14か月分(仮に毎月20万の経費ならば約2-300万円)は手元に絶対に残していないといけないし、まず最初に作るべきものはこの資本である。

事業の安定性は、臨時支出への体力×定期的支出の体力の掛け算で決まる。つまり10か月分の貯蓄というのは、5ヵ月分×5か月分でリスクが、1/25となるので、4%ととなり、5%以下のリスクを安全性として統計的有意としてとらえれば、10か月の貯蓄をベースとすることがまず何よりも大事。14か月分になれば、これが2%ほどになる。この流動比率を守ることは、本当に鉄則。

こういう経営的知識がないと、アクターの知識の貧困がさらにフォロアーの経済的貧困を生み出すという、貧困ビジネスが蔓延していくことになる。

また、そもそも税金はどのような所得であれ、おおよそ社会保障税や消費税とあわせて、1/3がかかるようになっている。つまり税金を納めずに、決算越しのお金を持つことは難しい。この流動比率はあがらない。節税だと思って、何でも経費として考えていたら一向に流動比率はあがらないし、いつもカツカツの状態が続いていく。何もこれはニューエイジャーだけの問題でなく、意外とこのサイクルの中でずっと苦しんでいる中小企業の方は多いし、特にこの10月からは消費税が10パーセントに上がるので、こういった経済的な知識はものすごく必要なものだと思う。必要な人に届きますように。父と子と聖霊の御名においてお祈りいたします。アーメン。