◆【ベツレヘムの星便り】(旧:ユピテルジョージの今週の星便り) 2019/9/1 366号こんにちは、杉本譲治(旧ユピテルジョージ)です。
イエス様がお示しになった愛の形。これは無償の愛、見返りを求めない愛です。そして、その愛の示し方の一つの型としてとても大事なテーマは、どんな相手にも「僕(しもべ)」として仕えるという姿勢です。
▼ルカによる福音書 22章24-27節 また、使徒たちの間に、自分たちのうちでだれがいちばん偉いだろうか、という議論も起こった。 そこで、イエスは言われた。「異邦人の間では、王が民を支配し、民の上に権力を振るう者が守護者と呼ばれている。 しかし、あなたがたはそれではいけない。あなたがたの中でいちばん偉い人は、いちばん若い者のようになり、上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。 食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。しかし、わたしはあなたがたの中で、いわば給仕する者である。
もともとイエス様が宣教なさっていた時代に、私たちがキリスト教として知っている信仰は、当時は旧約聖書を教典とするユダヤ人(ユダヤ教)の中から登場しました。イエス様自身も、決して当時、「キリスト教」という認識ではなく、「ユダヤ教」の様々な預言が成就するために、この世界に遣わされたと伝えています。
しかし、興味深いことに、キリスト教が広がるきっかけとなったのは、決して当時のユダヤ人たちによってではなく、むしろ異教徒の民たちが、イエスキリストを自分の救い主として受け入れたところから始まりました。使徒パウロの宣教を通じて、最終的にはローマ帝国、つまりはローマ人たちの国教になったことで、異邦人(外国人/あるいは地球上のすべての人たち)のための宗教に生まれ変わっていったのです。
ローマ神話を持つローマ人たちが、なぜ、自分たちとは本来何の関係もないはずのユダヤ教から生じたキリスト教を信じることになり、そのローマ帝国の後国教になったのか、とても不思議ですよね。しかも戦争などの暴力的な手段でもなく、なぜか平和的なプロセスの中でそうなっていったという不思議な現象でした。
この背景を読み解いていくと分かってくる非常に興味深いことは、キリスト教の中で、主イエスキリストは、すべての人の最も低い「僕(しもべ)」であるということが明確に啓示されているということがあります。
普通、神様といえば、最も高いものであり、あくまで人々がその僕(しもべ)として仕えるということが常識です。しかしイエス様がおっしゃったことは、この真逆の御言葉だったのです。
イエス様は、地球上のすべての人たちの僕(しもべ)であり、つまるところ、今の時代に生きているあなた自身の僕(しもべ)であると宣言されたのです。
しかもこの僕(しもべ)であるイエス様は、驚くべきことに、全ての人たちのために、つまりはあなたのために、自らの生命を屠って、罪を贖うための生贄になるほどの、僕(しもべ)として、自らを最も低いものとして宣言なさったのです。
この「低さ」ゆえに、当時のローマの人々も、イエスキリストを信じたのです。イエスキリストは、ローマの人々のうちでも最も低い「僕(しもべ)」だったからです。
▼ヨハネによる福音書 3章16-17節「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。 神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。」
聖書におけるイエス様への信仰の中で、最も大きな特徴の一つが、この「低さ」「砕けた心」を持つことを何にもまして大事にするという姿勢です。
イエス様が自分に対してそうであったように、「自分自身も周囲の人たちに対して砕けた心で、低く仕えることができていますか?」と聖書の御言葉は問いかけてくださいます。
私自身この御言葉には、本当に身につまされます。と同時に、とても救われます。「人として大事なことは何か?」ということを考えたときに、何よりも「人を愛すること」にあると、まっすぐに聖書の御言葉は伝えてくださるのです。
もちろんこの言葉の通り生きることはとても難しいです。気付けば人間というのは傲慢になってしまうものですし、自分を迫害するものに対しても愛を持って砕けた心でい続けるということは、現代社会において至難の業でしょう。
そして、日々の生活の中で、知らず知らずのうちに色々な罪を犯してしまっている自分のために…2000年前に十字架にかかって死んでくださったこと。そしてその3日後に復活なさって、今も生きておられ、私たちに神の栄光を示してくださっていること。
このありがたみを噛みしめながら、傲慢になる自らの身を振り返り、イエス様のように低く、砕けた心で人に僕(しもべ)として仕えていくことを、聖書の御言葉を通じて、主は教えてくださるのです。
今週もあなたにとって素晴らしい一週間となりますように。父と子と聖霊の御名においてお祈りいたします。アーメン。
【クリスチャンの集い】土曜日パワーブレイクファーストのお知らせ8月より、毎週土曜日の朝9時に、東京六本木のホテルグランドハイアットのフレンチキッチンにて開かれている、いつもお世話になっているクリスチャンである国際弁護士の佐々木満男先生や、作家で、牧師のジョセフケン牧師をはじめとした熱き日本のリバイバリストたちに会って親交を深められる朝食会(パワーブレークファースト)に、毎週参加させていただくことになりました。
本来は、ビジネスマンに向けた福音伝道を趣旨として創立されたINTERNATIONAL VIP CLUBの活動の一環として、第1・3・5土曜日の隔週での開催で、これまでも16年間開催されてきた佐々木満男先生が主催する朝食会です。
先日、ジョセフケン先生とお話しているときに、聖霊の注ぎによって意気投合し、いつもは開催していなかった第2,4土曜日も、ケン先生と私は出席し毎週必ず集い、皆で祈れるようにしましょう!ということになりました。お申込み方法等は、詳しくはこちらからご覧ください。
https://vrchurch.online/powerbreakfast
【パーソナルミニストリー】聖書の御言葉を通じて、自分の心を「無償の愛」で満たす人生の困難に行き当たった時、判断に悩む時、あなたの手元に一冊の聖書と、主イエスキリストへの信仰があれば、常にあなたの道のりを、明るく照らしてくれます。
人生はいいことばかりではありません。しかし、どんな時でも救い主イエスキリストは、あなたのことを見守り、愛しておられます。
このパーソナルミニストリーでは、聖書的な人間理解、主イエスキリストの信仰をベースとしながら、時間をたっぷりととったマンツーマンのカウンセリングをご提供します。
「心の貧しい人々(謙遜な人々)は、幸いである、天の国はその人たちのものである。 悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる。柔和な人々は、幸いである、その人たちは地を受け継ぐ。義に飢え渇く人々は、幸いである、その人たちは満たされる。憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける。心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」(マタイによる福音書 5:3-12 より 新共同訳 )
▼時間の目安 60分から90分程度▼料金 本カウンセリングは、キリスト教の献身の精神に基づいた活動となるため、特定の料金は定めておりません。あなたがふさわしいと感じられる、主への感謝の気持ちを込めた献金という形でお納めくださいますようお願いいたします。
―――惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔く人は、刈り入れも豊かなのです。 各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。喜んで与える人を神は愛してくださるからです。 (コリントの信徒への手紙二 9:6-7 より 新共同訳)
▼スケジュールの関係上、月10人までのお受付となります。何卒、ご理解、ご了承ください。▼日時 お申し込み後に、ご希望の日時を調整いたします。▼場所は、表参道(東京都)のサロンとなります。ご予約後に住所をお伝えいたします。▼ご遠方の方は、スカイプやLINE、ZOOM等のビデオ通話を使った形にてもご提供いたします。
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